上場企業のコンテンツマーケティング担当がブログをはじめてみた

上場企業でコンテンツマーケティングを立ち上げ、担当している「そめ」です。そのノウハウを使ってブログをしたらどうなるか、試してみます。内容は「雑記」「DIY」「子育て」などなど。ノウハウは惜しみなく公開していきます。よろしくお願いいします。

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表情を失った音楽たちへ・ポップな音楽とは何か?

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表情を失った音楽たちへ

 

こんにちは、そめです。

 

わたくしめ、実は無類の音楽好きで、20代の頃の楽しみといえば、小さなライブハウスに通い歩くことでした。

 

時は流れ、30代になり、サラリーマン務めをしている今。とあるお昼休みに、ひとりうどんを食べていると、懐かしいメロディが有線から流れてきて、思わず耳を傾けてみました。

 

ある女性アーティストが様々な楽曲のカバーを歌っていました。CMなどでもよくある、今の若いアーティストに少し前、90年代のポップスを歌わせるあれです。

 

しかし最低限のマナーとして、プロフェッショナルであるならば、カバーする際は「そのアーティストらしさ」を出すことによる何かしらのケミストリーがなければ、本来はやるべきではないと、思ったりしています。

 

ところが、その女性アーティストのアレンジを聞いて見るに、オケはほぼ原曲と同じで、女性アーティストの歌も曲によって元のアーティストらしく歌っているフシが有り、もはや何のためのカバーなのか、なぜこの娘でなければならなかったのか? 考えてみても、音楽的必然性は見当たりませんでした。

 

しかしながら、マーケット感を見てみると、如何にレーベルが音楽を売るということに、苦心し、方向性を見失っているかがよくわかります。

 

「90年代はいい曲がたくさんあった」

 

この言葉は、昔は良かったという懐古主義である、とひとくくりに片付けて良いものでしょうか?

 

今だっていい曲はあるよ、というかもしれませんが、なぜ我々は「それでも90年代は」と思ってしまうのでしょうか?

 

YouTubeの90年代のアーティストの楽曲のコメント欄につく「学生だけど、このころに生まれたかった」のコメントが大量につくのはなぜなのでしょうか?

 

その転換点を思い返してみたいと思います。

 

 

 

 

ポップであるとはなにか?

ポップソングとは何か?なぜ90年代のような「いい曲」は作られなくなったのか?

J-POPという言葉、もう今は死語に近いかもしれませんが…。日本の音楽におけるメインストリームで人気を集めた楽曲を総称してこう読んでいましたね。

 

しかしながら、「ポップ」の定義って一体何なのでしょうか? ポップな曲、と当たり前の用にいいますが、その定義をはっきり言える方って、どれくらいいるでしょう?

 

もちろん様々な意見がある問題だと思います。

 

しかし僭越ながら、僕の中には明確な定義が一つあります。ポップな曲であること。その定義は、

 

「ジャンルを問わず、より多くの大衆の心に刺さるメロディーを内包した曲」

 

のことであると思っています。

 

しかし、今ポップな曲は存在しているでしょうか? それ以前に、ポップな曲を作ろうとしているのでしょうか? 

 

明るい曲とポップな曲は違う

明るい曲のことをポップである、ということがあるかもしれませんが、少し違うと感じます。ポップな曲の中に明るい曲が多いかもしれませんが、明るい曲であることはポップな曲であることの必要条件ではありません。

 

ポップな曲でも、暗い曲もあります。ジャズであれ、フォークであれ、クラシックであれ。

 

時にキャッチーなメロディーという表現をすることもあります。個人的にはこちらのほうがポップの概念とニアリーイコールであると感じます。

  

J-POPの魅力とは何か?

ポップソングとは何か?なぜ90年代のような「いい曲」は作られなくなったのか?

 

さて、そう前置いた上で、ではJ-POPの面白さ、魅力はどこにあったのでしょうか?

 

一言で言うと、

 

「一人のアーティストが、様々なジャンルの要素を取り入れた曲を、歌いこなすこと」

 

ここに、J-POPの魅力がありました。

 

これを成立させるには、圧倒的なアーティストの個性が必要です。どんな、ジャンル、楽器、演奏形態を使ったとしても、その人の色に染めてしまうような、声や演奏やアレンジです。そして、それを受け入れ、育てるだけのレーベルの器も必要です。

 

日本のメインストリームを闊歩するアーティストは、他にない個性を持ち、ポップなメロディーを追求するために、様々なジャンルを取り入れ、楽曲に昇華すること、そしてレーベルが環境を与え育てることで、無二の音楽と高い次元のポップミュージックが出来上がっていました。

 

小室哲哉のすごさ


TRF / BOY MEETS GIRL

 

そして、90年代前半、そういったJ-POPシーンに風穴を空けたのが、言わずとしれた、音楽プロデューサー、小室哲哉です。

 

あえて説明の必要もないほどの名プロデューサーですが、具体的に何がすごかったのか?そして、小室哲哉は音楽シーンの何を変えたのでしょうか?

 

よく言われるのが、「小室サウンド」と言われる、テクノサウンドを使った踊れる、ダンスミュージックをポップミュージックに昇華させたことだとされています。しかしながら、YMOにしろP-MODELにしろ、テクノサウンドを以ってして、先立って世に出たアーティストはすでにいました。

 

では、小室哲哉他と何が違い、何がすごかったのか?

 

小室哲哉のすごさは、デジタルサウンドを活用した徹底した効率化と、ポップなメロディーの楽曲を量産したことです。小室哲哉の凄さは、スタイル構築の先駆者としての凄さではなく、メロディーメーカーとしての、尋常ではない才覚にあったと考えています。

 

中田ヤスタカとの対談で、一日に数曲作ってたって言ってました。恐るべし!!)

 

小室哲哉の罪

ポップソングとは何か?なぜ90年代のような「いい曲」は作られなくなったのか?

 

小室哲哉以降、音楽プロデューサー業にも光が当たるようになり、浅倉大介伊秩弘将小林武史といったプロデューサーが同時代を席巻し、脚光を浴びていきます。

 

そしてそれぞれが、様々なアーティストをプロデュースし、楽曲を「量産」することが求められるようになってきます。

 

このあたりから、

 

アーティストによる楽曲至上主義

プロデューサーによるポップソング量産至上主義

 

へと時代が変わってきます。

 

プロデューサーが時代のアイコンとなり、アーティストを生み出していく時代です。その先頭にいたのが小室哲哉です。

 

この「スタイル」を確立していったのは、小室哲哉ですが、では様々なレーベルが同様の事ができるかというと、そうであはありません。先述の通り、小室哲哉が圧倒的なメロディーメイカーだからこそできたのであって、テクノと量産スタイルだけの上澄みだけをコピーしたところで、劣化版にしかなりません。

 

小室哲哉の罪を上げるとすれば、圧倒的なポップメロディーを持っていたことによる大いなる勘違いを産んだことなのかもしれません。それによって、小室サウンドと言われるスタイルの劣化版が量産されることになっていくのです。

 

一人、もしくは一組のアーティストが様々なジャンルを取り入れ量産する時代から、プロデューサーが数多くのアーティストをプロデュースする時代になります。

 

 

 

ジャンルの多様化によるアイコンの付替え

ポップソングとは何か?なぜ90年代のような「いい曲」は作られなくなったのか?

90年代後半、そして終わり頃には、徐々にビジュアル系バンドが、シーンを引っ張っていくようになり、シーンは混沌としてきます。しかしながら、それぞれが個性的であったこともあり、今でも残っているバンドも多いですね。

 

さてこの混沌の時代に、今までポップスとして認知されていなかった「ジャンル」に特価したアーティストが、次々と出てきます。

 

例えば、

 

など、一つのアーティストが、一つのジャンルに特化して楽曲を展開するというスタイルが90年代後半から、00年代にかけて確立されていきます。

 

当然、先述したとおり時代の音楽たりうるポップミュージックは、ポップなメロディーがあって成立しますので、それぞれのアーティストが、それぞれに「キャッチーな代表曲」を持っています。

 

問題は、ジャンル色を突き抜けるほどのメロディーを、各アーティストが作り続けることが出来るかということになります。

 

もちろん、それをし続けられたアーティストもいますが、大半のアーティストはそういった楽曲を量産できず、はては一発屋扱いを受けて消えていきます。

 

するとどうなるか?

 

そのジャンル、または新鮮味のあるジャンルを発掘し、そのジャンルのアイコンとなるアーティストをものすごい速さで付け替えていきます。これが、量産の旨味をしってしまった名残です。

 

プロデューサーによるポップソング量産至上主義

ジャンルアイコンアーティストの付け替え至上主義

 

に時代は変化していきます。

 

もうこの辺から、後戻りはできなくなり、楽曲主義は完全に衰退し、アーティストの個性は失われ、その時代に新しいと感じてもらうだけのアーティストをマーケティングし量産していくことに終始するようになります。

 

その結果、いわゆる心に残るメロディーといわれるものは、なくなっていきます。繰り返しになりますが、今でも、当時懐メロにならないと言われた小室サウンドが、今懐メロなりうるのは、その圧倒的メロディーセンスがあったからこそです。

 

レーベルは、何があっても、どれだけ量産やジャンル依存が楽でも「ポップソング」を作る努力を怠ってはいけなかったとつくづく感じます。

 

音楽における時代の作り方は、新しいジャンルを作ることではなく、ポップソングを再定義し続けることにしかありません。

 

アーティストはジャンルのアイコンとしてだけ機能し、アーティストとしての表情を失っていきました。

 

その結果、楽曲を作る機能を失った音楽レーベルは、過去の楽曲に頼り、個性をおそれ、良くわからないカバーを、うどんを食べていた僕に届けるに至ったのです。

 

どこにもいない大衆


15 情熱大陸 2009 12 06 亀田誠治 音楽プロデューサー

 

有名音楽プロデューサーであり、様々なバンドを歴任する亀田誠治情熱大陸出演動画。

 

この動画こそまさに、上記してきた、音楽シーンの一端ではないでしょうか? 

 

この動画の構図はこうです

 

  • 個性を貫きたいバンド側
  • 大衆に届くように編曲したいプロデューサー

 

この二項対立のなかで落とし所を見つけていく、ストーリー構成で作られています。

 

さて、では大衆ってなんなんだろう? 得てして、これは音楽の世界では「聞きやすさ」に特化しているように感じられます。

 

この、聞きやすさに終始するとどうなるでしょうか? それは、どこにもいない大衆を想像し、どこにでもある楽曲がうまれ、わずかにあったアーティストの個性も失われる結果しか生みません。

 

結果、

  • 昔からのファンは「丸くなった」「昔と変わった」といって離れていき
  • 初めて聞いた人は、「何処かで聞いたことがある」といって気にも留めない

 

量産型アーティストとして、消化されていくのです。

 

僕は自分の目で、そんなメジャーシーンに馴染めず、メインストリームに現れずに消えていったアーティストを、ライブハウスをめぐる中でいくつも目撃してきました。

 

断言できますが、いいアーティストがいなくなったのではなく、そのアーティストをメインストリームで輝かせるだけの機能性を、メジャーレーベルは失ってしまったのです。

 

量産と、ジャンルの依存によって。

 

レーベルを黙らせる個性


NUMBER GIRL - 透明少女

 

その中で、NUMBER GIRLのエピソードは痛快です。

 

当時、東芝EMIというビックメジャーレーベルからのデビューが決まっていたNUMBER GIRL。東京の整った環境で録音、ミックス、マスターされた楽曲を聞いたバンマスの向井秀徳は、全ての録音をなかったことにして、地元九州のいつもの小さな録音スタジオに戻り、全て自分で音響をセッティングし、収録したノイズまみれの音源で、メジャーデビューを果たしました。

 

(その時のメジャーデビュー音源が▲の動画)

 

メインストリームで語られることはないものの、結果として少しでもバンドをかじったことがある人間であれば、誰もが知っている、狂信的なファンをもつバンドとして、その名を音楽シーンに刻みました。

 

そのまま、レーベルの色にそまっていたら、どうなっていたでしょうか?

まとめ

だらだら、と書き連ねましたが…。 今でも海外、NYなんかでもバンドサウンドは最先端の音楽を鳴らすハイセンスなアイコンであるし(おそらく多くのひとが想像するいわゆるバンド、とはまた一味違うものになってはいるが)、ポップソングはやはり、時代を彩る音楽です。

 

今や、AIが作曲し、ボーカロイドが歌う時代。

 

www.gizmodo.jp

 

あえて、人間味を味わいたいじゃないですか。

あえて、泥臭さや、不器用さを味わいたいじゃないですか。

あえて、音楽を聞くときくらい、感情にみを委ねたいじゃないですか。

あえて、人間が作った理屈抜きに心揺さぶられるメロディーに感動したいじゃないですか。

 

 

などと、表情を失った音楽を聞く度に思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?

 

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最後までお付き合い、ありがとうございました!!

 

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